2019年センター試験対策
2019年センター模試
5月になると、河合塾や駿台の2019年度の第1回のセンター模試が始まります。2019年の1月のセンター本番までに、4回のセンター模試があるのが普通です。センター試験は、英語、数学(数ⅠA、ⅡB)、国語、理科、社会の5教科、7科目の試験があります。国立の場合5教科7科目で、950点満点です。大学に出願するときは、950点満点を900点に換算する場合が多いですが、実際の2次試験では、センター試験+2次試験の点数の和で判定される場合が多いです。大学により、900点で計算する大学もあれば、110点に圧縮して計算する大学もあります。また、センター試験の成績は、2次試験のためのいわゆる足切りに使われる場合があります。定員の3倍~5倍で足切りし、この点数以下の人は、2次試験を受験できませんので、注意が必要です。本番までには、5教科7科目で、どれくらいの得点ができるのか、よく見極めておく必要があります。なお、現在のセンター試験は、2020年までで、特に英語を中心に大きく変わっていくことが決まっています。
センター試験数学の出題傾向
センター数学は、文系も理系も数ⅠA、数ⅡBであり、数Ⅲはありません。数ⅠAも数ⅡBも60分、100点です。それほど難しい問題が出題される訳ではありませんが、60分で4問~5問出題され、小問に分かれていますので、相当のスピード感を持って解かなくてはならないと思います。模擬試験や過去問を経験しておく必要性がある所以です。しかし、慣れれば時間内に100点とることも可能ですし、90~100くらいの高得点を取れると思います。
数ⅠAの出題内容
(1) 式の計算 命題の条件 2次関数
(2) 図形 データ分析
(3) 場合の数と確率
(4) 整数の問題
(5) 図形の性質
数ⅡBの出題内容
(1) 三角関数、指数対数関数
(2) 微分積分
(3) 数列
(4) ベクトル